Webディレクターって大変?実際に働いて感じた仕事のリアル

ホームページ制作

前回の記事では、わたしがWebディレクターとして実際に担当していた仕事内容について紹介しました。

お客様へのヒアリングから始まり、サイトの方向性を考えたり、デザイナーへ制作を依頼したり、公開までのスケジュールを管理したり。
こうして振り返ってみると、本当にいろいろな仕事をしていたなと思います。

もちろん、やりがいや楽しいこともありましたが、実際に働いてみると大変なこともたくさんありました。

今回は、わたしがWebディレクターとして働く中で、特に「大変だったな」と感じたことについて書いてみようと思います。

お客様とデザイナーの間に立つ難しさ

Webディレクターとして働いていて、特に難しいと感じていたのが、お客様とデザイナーの間に立つことです。

たとえば、出来上がったデザインをお客様に提出したとき、
「なんとなくイメージと違う」
「このデザインはあまり好きじゃない」
と言われることがあります。

もちろん、そのままデザイナーに「お客様が気に入らないそうです」と伝えても、どう修正すればいいのか分かりません。

どこがイメージと違うのか、色なのか、レイアウトなのか、それともサイト全体の雰囲気なのか。
お客様と話しながら、「なぜ気に入らないのか」を具体的にしていく必要があります。

一方で、デザイナーにも「なぜこのデザインにしたのか」という意図があります。

その意図を理解したうえでお客様に説明したり、反対にお客様の希望をデザイナーが理解できる形にして伝えたり。

どちらかの言葉をそのまま伝えるのではなく、お互いの考えていることを理解して、間をつなぐことが必要でした。

これがうまくいったときは嬉しいのですが、意見がなかなかかみ合わないときは、Webディレクターとして難しさを感じる場面でもありました。

複数の案件と大量のタスクを同時に管理する

もうひとつ大変だったのが、とにかく管理するものが多いことです。

わたしの場合、多いときには30件近い案件を同時に担当していました。
もちろん、すべての案件が同じタイミングで進むわけではありません。

ヒアリングをしている案件もあれば、デザイン制作中の案件、お客様からの確認待ちの案件、修正中の案件など、進み具合はそれぞれ違います。

さらに、新しく制作する案件だけではなく、すでに公開されているWebサイトの修正対応なども行っていました。

そのため、
「この案件は今どこまで進んでいるのか」
「次に対応することは何か」
「誰からの返事を待っているのか」
といったことを常に把握しておく必要があります。

ひとつの仕事に集中するというより、いくつものタスクを切り替えながら進めていくことが多かったので、タスク管理にはかなり苦労しました。

意外と多かった電話対応

Webの仕事というと、パソコンに向かって仕事をしているイメージが強いかもしれません。

ですが、Webディレクターはお客様と直接やり取りをするため、電話対応も少なくありませんでした。

制作についての相談や修正の依頼、進捗についての確認など、内容もさまざまです。

電話の場合はメールと違って、その場で状況を確認して回答しなければならないこともあります。
複数の案件を担当している中で電話がかかってくると、「このお客様の案件は今どの段階だったかな?」と頭を切り替える必要があり、慣れるまでは特に大変でした。

また、作業をしている途中で電話が入ることもあるため、自分の予定通りに仕事が進まないことも。

Webディレクターになってから、想像していた以上にコミュニケーションの多い仕事なんだと感じました。

お客様だけじゃない。営業との連携も大切

Webディレクターがコミュニケーションを取る相手は、お客様やデザイナーだけではありません。

わたしが働いていた会社では、営業との連携もとても重要でした。

営業がお客様へホームページ制作を提案し、契約後にWebディレクターへ案件が引き継がれるという流れだったのですが、営業と制作側では、ホームページ制作に関する知識や認識に差があることもありました。

そのため、実際にお客様との打ち合わせが始まってから、
「これはできると思っていた」
「そんな話は聞いていない」
といった認識のズレが発覚することも。

営業から十分に説明されていなかった部分を、わたしから改めて説明したり、ときには認識の違いがお客様からのクレームにつながり、その対応をしたりすることもありました。

すでに契約したあとだからこそ、説明するのが難しい場面もあります。

お客様からすれば「契約するときに聞いていた話と違う」と感じるのも当然なので、営業に確認しながら、お客様にも納得してもらえるよう説明する必要がありました。

Webディレクターになって実感したのは、ホームページ制作は制作チームだけで完結するものではないということ。

お客様へ提案する段階から社内で認識をそろえておくことや、営業と制作側でしっかり情報を共有することも、案件をスムーズに進めるためにはとても大切だと感じました。

最後に

今回は、わたしがWebディレクターとして働いていて大変だったことについて紹介しました。

振り返ってみると、わたしが大変だと感じていたことの多くは、Webサイトを作ることそのものよりも、たくさんの人や仕事の間に立って、それぞれを調整することだったように思います。

お客様、デザイナー、営業。

それぞれ立場も考えていることも違う中で、ひとつのWebサイトを完成させるために調整していく。
さらに複数の案件やタスクを同時に管理する必要もあり、決して簡単な仕事ではありませんでした。

それでも、少しずつ自分なりの仕事の進め方が分かるようになったり、うまく案件を進められたときには、その分達成感もありました。

これからWebディレクターを目指している方にとって、この記事が仕事のリアルな部分を知るきっかけになれば嬉しいです。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

この記事を書いた人

生まれも育ちも神奈川県。新卒で都内の企業に営業として就職、社内の部署異動で未経験からwebディレクターとして150サイト以上の制作に携わる。

Hamをフォローする
ホームページ制作
シェアする
Hamをフォローする